SCYTHE NINJA5

SCYTHE NINJA5レビュー【デュアルファン虎徹Ⅱとの比較有】


先日友人のPCが壊れたこともあり、自分のPCのエアフローを見直すことにしました。

配線が空気の流れを邪魔することを避け、ファンの位置や風量も調整しました。
そこでちょっとCPUクーラーが気になり、改造した虎徹Ⅱデュアルファン仕様でも良いのですが他のものではどうなるのか比較してみることにしました。

そこでチョイスしたのはSCYTHEのNINJA5。
理由としてマウンタをそのまま利用出来る為、気軽に交換が出来る為です。

SCYTHE NINJA5
超巨大サイズなので、取り付けには注意が必要だ。

早速取り付けてみました。
このクーラーは超巨大サイズであるため、取り付けには注意が必要です。
メモリは35mmまでの高さにする必要があり、また背面排気用ファンと干渉する可能性が非常に高く注意が必要です。
筆者の環境では干渉してしまったため、ainexのAK-FN078Bへ変更しました。

早速前回同様にCPU-Zにてベンチを行います。
エアフローを見直した事による虎徹ⅡでのCPUの温度変化は誤差の範囲であったため、今回は省略とします。
前回の記事をご参考下さい。
測定温度は前回とほぼ同じ、28度~29度です。

CPU使用率を強制的に全コア100%とし、10分放置した結果がこちらです。

NINJA5のRYZEN Master温度結果
PPT、TDC、EDCは前回と同様の設定としている。

温度的には72度で安定したため、4度程度の低下を見込めた。
無理なOCをしない環境では、改造した虎徹Ⅱでも問題は無さそうでありますが、コストとしては改造費プラス1000円でマイナス4度の効果を見込めることと、OCした際の容量の上昇を見込める点では魅力と言えるでしょう。

ここで気になったのは動作クロックで、前回は4102MHzだったのに対し、今回は4133MHz前後で安定していました。
わずか30MHz程度の上昇ですが、これは温度的に余裕がある為Ryzenのコントローラーがクロックを上げている為で、OCの余裕があると分かります。

 

定格使用で温度が気になる人は虎徹Ⅱのデュアルファン化、ケースやメモリサイズに余裕がありOCもしてみたい人はNINJA5というチョイスも面白そうです。


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