Apple Silicon搭載Macでzoomが更新出来ない場合


Apple Silicon搭載Mac、素晴らしい性能をしてますよね。
かくいう私もビジネスにプライベートにM1 Macbook Airを利用しています。
プライベートではFacetimeを利用する事が殆どですが、ビジネスではzoomやGoogle meeting、Microsoft teamsを利用する事もあります。
そういったアプリを更新する際、特にzoomを更新する際にエラーが発生することがあります。

今回はzoomを更新する際のトラブルについて書きます。

アプリからzoomを更新しようとすると失敗する

セキュリティやバグフィックスの為、アプリケーションは更新されます。
最近のアプリケーションは起動時に更新を自動チェックし、更新するかユーザーに確認してアップデートするものが殆どです。
zoomにもその機能は備わっており、ユーザーに更新を通知します。

ところが、その更新、結構失敗します。
公式のアップデートなのに何故?と思いますが、どれだけ更新しても失敗します。

決まってエラーコード10002で失敗する。

アプリケーションが更新ファイルを落としてきて、アップデートしようとするとインストール出来ませんと表示されます。
OSの再起動、アプリケーションの再起動を試しても上手くいきませんでした。

ダウンロードするファイルに問題がある可能性がある

原因を色々考えた結果、ダウンロードしてくるファイルに整合性問題がある可能性に思い至りました。
現在のMacはIntel製CPUでもアプリケーションが動作するよう、Rosetta 2が自動変換してくれます。
zoomはIntelコア版をインストールすると、”Apple Silicon版もあるよ!”と警告を出してくれて、自動的にダウンロード、インストールしてくれます。

ここに整合性の問題がある気がします。
Apple silicon版zoomがインストールされているところに、intel版zoomがダウンロードされ、アップデートしようとすれば……当然、整合性問題が生じ、インストール出来ません。`

Apple Silicon版zoomをダウンロードし、アップデート出来るか確認してみる

可能性確認のため、zoomの公式サイトでApple Silicon版のzoomをダウンロードしてアップデートしてみます。
公式サイトのダウンロードページ、ダウンロードボタンがあるのですが実はこれintel版です。
Apple silicon版は下にテキストでリンクが貼られているので注意です。

zoomのサイトではコアの自動判別を行っていないようなので、注意しながらDLしましょう

ダウンロードしたパッケージをダブルクリックして、インストールします。
そして起動すると……

アップデートに成功した旨が表示された

どうやら仮説は合っていたようです、アップデートに成功しました。
zoomアプリケーションからのバグはおそらくそのうち解消されるでしょうが、それまではこの方法でzoomをアップデートした方が良さそうです。


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